How are you？と言われたら？

How are you？ I’m fine thank you. And you? は不自然！？

Hi! How are you today？

I’m fine thank you. And you?

このやり取り、日本ではよく耳にしますが、日本語に置き換えてみると、

こんにちは！調子はどう？

私は元気にしております。あなた様もご機嫌麗しゅうございますか。

以上のように若干堅苦しい、古風な言い回しに聞こえてしまいます。もちろんネイティブが一切この表現を使わないのかというとそんなことはありませんが、カジュアルな会話の中ではほとんど使用しません。しかしながら、日本では結構な頻度でこのやり取りを耳にします。

高校教師時代、授業開始とともに生徒へ投げかける基本的な質問。すでに三年以上英語を学んできているけれど、この基本的な挨拶にI’m fine thank you. And you? 以外の返答をできる人はほとんどいませんでした。

日本語で言えば、おはよう！こんにちは！のようなコミュニケーションの切り口となる重要な挨拶です。

I’m fine thank you. And you? 以外の返答で答えてみるよう促すと沈黙が続く…

案外日本で上記以外の表現って学ばないんですよね。これはまずい！と思い、ネイティブの友人の力を借りながら、自然な返答をまとめてみました。

How are you？への返答一覧

その前に自然な会話の導入のバリエーションを見ておきましょう。

Hello! / Good morning! / Good afternoon! / Good evening! / Hi! / Hey!

↓

How are you? / How are you doing? / How have you been?

これに対する返答として以下

Good.（I‘m good.）

I’m well.

経験上友人や同僚とのやり取りの中で、かなりの確率でこのシンプルな返答が得られます。感覚としては、こんにちは！に対してこんにちは！って反射的に返すのに似ている気がします。

この感覚からいうと、少し黙って返答を考えているようすには違和感を覚えますね。

日本語で置き換えてみましょう。

A「こんにちは！」

B「…（なんていおうかな、うーん・・・、・・・）こんにちは。」

Bさん大丈夫？ってなります。挨拶の性質が強いので、テンポよく返答することが大事ですね。

それ以外にも以下のような表現がさらり✨と出てくると嬉しいですね。

    😊 Great！
　　　Couldn’t be better! ＝これ以上よくならない＝最高！

    😐 I’m ok.
　　　Could be better.＝これ以上よくなる＝普通
　　　Same old, same old.（いつも通り）

    🙁 I’m having a bad day.
　　　※信頼している親しい人にだけ使ってください。
　　　　日本語でもあまりネガティブな返答ってしないですよね。

　　　　「こんにちは！お元気ですか。」→「しんどいです。」とはあまり言わないのと同じです。

　　　　親しい人なら、きっとWhat happened？って聞いてくれるはずです。

　 🥰Better now that I’m talking to you. あなたと話せたから嬉しいです。←私のお気に入り💗

🌟最後にAnd you?で聞き返したり、Thank you for asking！と付け加えると丁寧ですね。

何度も、口が慣れるまで練習して、即答できるようになってみてください！テンポよく会話を自然に始めることができると自信にも繋がります。

オールマイティなHow are you?

友人との会話だけでなく、職場（上司ー部下）、お店（店員ー客）などあらゆる場面で使われるHow are you？

英語学習者ならまず知っているであろうこの挨拶。
身近であるがゆえに、英語学習者の間で扱いが雑になっている気がします。

人間関係構築の第一歩は挨拶といっても過言ではありませんよね。皆さんもHow are you？に自然に返答できるように、反射的に返答できるように意識的に練習してみてください！

初めは言葉が浮いている感じがするかもしれませんが、慣れれば皆さん自身の言葉になります！

How are you？への返答、簡単そうで、案外できないことの一つかもしれないなと思ったので、今回まとめてみました。ここまで読んでくださりありがとうございました🥰